東京から宝塚大劇場への遠征|宝塚にハマり、宝塚ホテルに泊まった
去年の秋頃から、急激に宝塚歌劇団にハマった。雪組に贔屓ができた。
オタクのパイセンに他の組の公演(日比谷の劇場) に連れて行ってもらうこと数回、ついに自分で宝塚大劇場(兵庫)のチケットを取ることに成功。ということで年始早々、東京から宝塚大劇場へ遠征することになった。
2日間、両日13:00~チケットが取れたので1泊2日。せっかくなら今年の5月に移転してしまうクラシックホテル、「宝塚ホテル」に宿泊することにした。
1日目
羽田 ⇒ 伊丹空港(09:00 – 10:10)
新幹線は高いから飛行機で・・・と思ったら、関西には3つも空港がある。知らなかった。
宝塚大劇場に近い順から、伊丹空港(a.k.a.大阪国際空港)、 神戸空港、関西国際空港・・・何がなんだか。
伊丹にあるのが大阪国際空港で大阪にあるのが関西国際空港ってどうかしてる。宝塚市は伊丹が最寄りということだけはわかった。
関西の空港~宝塚大劇場までの距離・・・
伊丹空港(30分強)、神戸空港(1時間強)、関西国際空港(2時間弱)
伊丹空港・神戸空港発着のLCCはなく、LCCを使うなら関西国際空港着の飛行機を取るしかない。しかも、大阪から宝塚までの移動費用、時間コストを考えるとLCCで行くメリットもほぼない。
仕方なくTrip.comで安いANAの伊丹空港着のチケットを購入。ちなみに、Trip.comで出てくる爆安国内線チケットは、海外の代理店が買っている海外渡航者向けの特殊なチケットなので予約キャンセルができない。問い合わせも英語だし、良くてGoogle翻訳直貼りみたいな日本語しか期待できない。 ANAのWEBサイトで座席指定もできるし特に問題はないので、勇気があれば買ってみよう。
宝塚駅に到着、大劇場へ(~11:00)
劇場の最寄り、宝塚駅はこんな感じ。おぉワンダーランド・・・
開演時間まで少し時間もあるので、写真を撮りつつ近辺をウロウロすることに。
想像していたよりも閑散として、よくある地方の小さな駅前、という感じだ。劇場へ続く道には「ジェンヌ御用達!」「名産!」と謳う店が連なるが、それ以外の場所はなんもない。
駅から10分もかからず宝塚大劇場へ到着。中に入り、大きめのリュックを入口近くのコインロッカーに入れて(結構数があるので埋まることは無さそう)、劇場内をウロウロする。
開演までまだ余裕があるので場内は人少なめ。売店や食堂がいくつもあって、東京のキレイな競馬場の雰囲気に近い。そしてオタク達が足繁く通うオフィシャルショップ「キャトルレーヴ」大劇場店がございますのでそちらで端から端まで買ったりしてたらもうお昼。 (東京にもあるけどやっぱり本場は品揃えというか気持ちが違うね)
昼食(12:00)
気軽なカフェから本格和食までさまざまあるけど、時間もないしやや高いので一番手軽めな食堂で済ませることに。
隣の席で着物を着たご婦人方が上品な関西弁で「この前LCCに初めて乗ってビックリしたんやわ~」みたいな話をしている・・・遠くに来たんだな・・・
入場~観劇(12:30~16:00)
開演の30分前に開場。客席エントランスがゴージャス。
席を確認し、パンフレットを読み、トイレを済ませ、オペラグラスを握りしめ、精神を落ち着けて観劇。感想は別エントリーで書きます。本当に素晴らしかった!あと100回見たい!!
宝塚歌劇の殿堂(16:00~17:00)
観劇後は劇場の2、3階に併設されている「宝塚歌劇の殿堂」を見学。17時に閉館してしまうけど、そんなにのんびりしなければ1時間で巡れる。
実際のステージで使ったシャンシャン(舞台のエンディングで手に持ってる盾みたいやなつ)を持って写真とれたりして、結構楽しい。
宝塚ホテルへ(17:30~)
大劇場を思う存分堪能したので、本日の宿へ。宝塚大劇場の裏にある川を超えたらすぐ。
道すがら、明らかにジェンヌとわかる超人的スタイルの方を何人か見かける。体の作りが違う。異彩はなってるし、お付きの人いるし。ディズニーでミッキーに会ったときみたいな感動。目立つよね・・・道と大劇場と川しかないんだもん、人も少ないし。
ホテルに到着。こじんまりしてるがエントランスはキレイ。受付を済ませ、部屋へ。本館の、多分一番安い部屋。
いちいち古めかしいが、加湿機もおいてあるし清潔でいい感じ。このホテルの一番の特徴は「タカラヅカ・スカイステージ」(宝塚専門CSチャンネル)が見放題だということだ。ウッカリするとずっと部屋で見てしまう。
オーバールックホテルみたいな雰囲気のユニットバスもクラシカルでよろしいな~。荷物を整理したらホテルをくまなく歩き回る。
ホテル内を探索(18:00~)
4階はすでに使われていないらしく、エレベーターが止まらなかったので階段で降りていく(笑っちゃうくらい暗い)
やはり4階は・・・老朽化も激しくてなんかパイプ丸出しだし、なんとなく禍々しい。双子の亡霊に出くわしても行ったお前が悪いとしか言えない雰囲気。
夕食(19:30~)
夕食は「ビアケラー」へ。 ビールと肉を摂取するならここ。
クラシックでヨーロピアーンで雰囲気満点。肉もうまいし大満足。ビールの銘柄が選べないことだけが悔やまれる。スーパードライって好き嫌い分かれると思うの。
2日目
翌朝、すこし天気が崩れて雨の予報が出た。
朝食(8:00~)
本当は午前中、武庫川渓谷を1時間くらいかけて歩く予定だったが(廃線になった線路やトンネルが残ってる良い感じのハイキングスポット)、雨はしんどいので近所の「手塚治虫記念館」へ向かうことに。
手塚治虫記念館(9:30~)
手塚治虫って宝塚市出身なんだ。リボンの騎士が宝塚モチーフ、という事は知っていたけど、歌劇団自体にも結構縁がある人だった。地上波では流れないであろうかなり実験的な短編映画の上映も見られて満足。2時間位過ごしたら、昼食をとるため劇場方面へ歩く。
昼食(11:30~12:30)
そんなにお腹が空いてなかったので、軽くパンでも。
宝塚大劇場の半券を見せるとちょっと安くしてくれるほか、「歌劇」「宝塚GRAPH」読み放題。大変ありがたい。
観劇~帰りの飛行機へ
13:00~16:00の公演が終わったら、お土産を買って空港へ。すこし巻きで到着したので、一本前の便に変更してもらう。特殊なチケットだが、ANAだから基本サービスが良い。LCCでは便変えるだけでも金とるからな・・・宝塚遠征には、伊丹空港にLCCが発着しない限り、ANAを使うことになるだろう。
全体通して、めちゃくちゃ楽しかった宝塚。今度はホテルが移転したあとにも行ってみたいなーというところ。武庫川も歩けてないし。多分、年に一度は行くことになるだろう、宝塚市・・・。
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