大人がTOEICを受験するの大変|845点取れたからやめる

大人がTOEICを受験するの大変|845点取れたからやめる

ここのところブログを書いていなかったのは、ひとえにTOEICの受験があったからだ。

いつか英語のドキュメントを自力で読めるようになりたいなと思っていたし、AIの発達が著しく、自動翻訳もかなり実用的になってきた現代で、自分の脳で言語を理解できている状態って大事だなと感じることが多くなったのと、小遣い稼ぎに英語の翻訳の仕事したくて、なんかTOEICの点数求められる事が多いので義務として受験することにした。

去年の夏、転職活動をして年末までかなり疲れる毎日だった。今年に入って余裕が生まれたので、さあ勉強してみようという気になった。だいたい準備期間半年。

空き時間に勉強して取れた点数は845点!900点以上目指してたのでちょっと残念。ゼルダやってなきゃ900点は行っただろうな・・・。

800点以上はいわゆる「中級」以上で、全体成績の上位10%くらいに相当するらしいけど、むしろ「こんなもんなの?」って感じ。受験後、以前から読みたかったNaomi Aldermanの”The Power”の英語版を開いてみたらもう全然読めなくて絶望した。

まぁ、もうTOEICの勉強は続けなくていいかな。英語のドキュメントをもりもり読んだり、英会話の練習したりする方にシフトチェンジ。TOEICの語彙を増やしても、私が読みたい文は読めないんだよな。私は英語を習得したいのであって、TOEICを攻略したいのではない・・・。っていうか、あの試験スタイルでは900点以上取れたって英語で意思疎通はできるようにはならない。

英会話はギターを習得するのと同じで、体に馴染ませないと一生喋れないんだろうと思う。下手でも間違っても繰り返し繰り返し同じフレーズを弾き倒して、ようやく体に馴染む。セーハができなかったあの頃を思い出せ。

でも、久々に「勉強する」っていう体験は面白かったし、基本の文法に立ち返ることは非常に有用だった。英語の勉強の入り口としてはTOEIC、いいと思う。もうしばらく別の勉強を続けて、いつか気が向いたらまた受けてみようと思う。