川奈ホテル旅行記|週末をクラシックホテルで過ごすという贅沢(前篇)
女二人で伊東の名門ホテル、「川奈ホテル」へ1泊2日の週末旅へ行ってきた。最高。超快適&手軽に贅沢な休日を過ごせるので全力でオススメ。
一泊(ディナー、朝食、デザートチケット付き)で三万ちょい。
写真のモデルはかおりちゃんです。愛人との旅だと思って見てください。
「国の登録有形文化財」に登録されている、大変に美しい建物。
新宿発、川奈ホテルへのアクセス
新宿発の朝9時台の踊り子号で伊東駅へ。
この時間帯であれば直通が出ているので、乗換なし、1時間50分で到着。
伊東駅から無料のシャトルバス(予約制)で片道20分弱。
海沿いを走り山をウネウネ登っていく。川奈ホテルは緑が美しい山のなかにポツンと建っている。
到着~メインロビー
有名なゴルフコースを併設しているため、皇族を含む数々のセレブ達が都会の喧騒を離れ、ここでゴルフをプレーしながらゆったりと休暇を過ごしてきた。あくまで休暇で訪れる場所なので、高級ホテルにありがちなラグジュアリーでゴテゴテした豪奢な装飾は無く、素朴でとても穏やかな雰囲気。
メインロビー。海に面した大きな窓、高い天井、立派な暖炉。そして人が居なくて静か。最高。なんとなく映画「シャイニング」のあのホテルを思い出す・・・
美味しいランチ
ちょっとのんびりしたら、ランチのため「グリルルーム」へ。
昔ここに宿泊したマリリン・モンローがルームサービスで注文したものを再現したという名物オムライスとカニクリームコロッケをオーダー。
その後は館内を探検。
館内散策
「川奈のあゆみ」という、ホテルの歴史を展示した場所。
そこに展示されている川奈ホテルのデザインワークを手がけている「繁岡ケンイチ(繁岡鑒一)」さんの作品が可愛すぎる!
ホームページもあった
http://www.shigeokakenichi.com/kawanaichran.html
カーペットも案内板のカリグラフィーもこの人のものだそうだ。本当に良質でミニマルなデザインは、時代を問わず魅力を放ちまくるものだなぁ・・・そしてこのホテルは昔からずっとこのデザインを使い続けていると。わかってる。最高。今風にしたいとか言い出すダセェやつ居なかった?
さらに館内をブラブラ。写真撮りすぎて選べない。
ひとしきり感心しきったあとは部屋へ移動、お土産にキャッキャしたりちょっと寝たり。
夕暮れどき、かおりちゃんが仕事し始めたので、単独で再度ホテル内を散策。館内に明かりが灯り、抜群に雰囲気が良い。
この「第二ロビー」は、昔ゴルフをしたあとのお客さんに映画を見てもらうための部屋だったそうで。感無量で写真を撮りまくってたら、ホテルスタッフの方がそっと教えてくれた。今では映写機に合うフィルムが手に入らないので上映はしていないとのこと。なんてもったいない!
いいなぁ・・・こんな優雅な空間でフィルム映画見るのか。そんな贅沢の仕方があるなんて。ふと普段の雑な生活が頭をよぎる
今でも古いフィルム持ってる元映写技師おじいさんとか絶対いるし、フィルム映画の上映会とかしたら泣いちゃいそうだけどな。やりたいなぁ・・・
ウロウロ写真を撮って回ってるとかおりからLINEが・・・「仕事終わった!オシャレしていくね=☆」・・・オシャレ・・・?
ひとしきり撮影会したらディナーのため「メインダイニング」に移動。
メインダイニングでディナー
ここもまた美しい!ホテル全体が「お城」をイメージして作られていて、このラウンジは「教会」の役割を担っているそうだ。
天井のステンドグラスも控えめでキュート、反対側には賛美歌を演奏するスペースとしてのルーフがついている。そしてなんか噴水がある…
美しい食器に載せられた色とりどりのお料理様。素材の旨味炸裂。このホテルのように上品で素朴で味わい深い
旨い…目を閉じて旨みを感じていたら急に一人暮らしの部屋で食べる機能性オンリーメシを思い出してツラみが襲ってきた。
しかし目を開けたら夢のように美しい内装が視界に飛び込んでくる。
贅沢だ…今私は贅沢をしている…そんな確信をもたらしてくれるディナータイム。
食事のあとは「メインバー」に移動。
昭和レトロな「メインバー」でカクテルを
ここもまた雰囲気があっていい。昭和レトロな内装。モデルのかおりちゃんの相乗効果でマジタイムスリップ。上品で慎ましい、静かなバー。
普段は絶対飲まないシャレッシャレなカクテルを飲む
酔っ払ったら夜風に当たろうよ
温泉は清潔で広々、露天風呂はオーシャンビュー
ひとしきりはしゃいだら夜は温泉へ。新設されたものなので非常に綺麗。広々した脱衣所、シャワーブースは仕切り付き、内風呂は天井が高く一面ガラス張り、露天風呂はガッツリオーシャンビュー!夜は真っ暗な海に浮かぶ遠くの船明かりが煌めく。寂しげな夜景もオツなもの。人も少なくて静かだし。心が満たされてく…(当然ながら写真がない)
長くなったので後半へ。
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