夏の宮古島へ一人旅(5日間)|3日目、海中公園とダムと馬と犬

目が覚めて近所のカフェで朝食を取っていると、あれ、まだ私の体力ゲージ黄色いな・・・?と気づく。完全に昨日動き過ぎた。天気が良いからってバイク移動しすぎ。暑いのよ!

今日はちょっと曇っているし、屋内でのんびりできるスポットを探して行こう。

宮古島海中公園

室内に居ながら海の中を観察できるスポット。無限のホスピタリティを備えたスタッフさんがちょっと解説してくれたりする。あそこにカクレクマノミ居ますよ、あ、ウミヘビが横切りましたね・・・

ほへ〜と見学しつつ、ちょっと早めの昼食を取ることに。ホテルでダラダラしたので、出発も遅かったのだ。この施設に併設されているレストランでカレー。

宮古牛のカレー

素朴な味で・・・予想より美味しい・・・観光地で食事を選ぶとき、Googleで高評価な人気レストランを探し移動する選択肢も現れるが、一人だといろいろ考えているうち面倒になり、アクセスしやすく楽な方を選んでしまう。友人といるとちゃんと美味しいご飯にありつけてすごいなと思う。一人旅のご飯、まじで雑。自分の食に対する優先度の低さを自覚する瞬間。

ご飯を食べたら体力が回復したのを感じたので、また島の海沿いを走り、池間大橋を渡り池間島をめぐる。

カギンミビーチ(池間ロープ)

このロープを手繰って海に出ていく

もう海はいいかな・・・という気分になり、池間ビーチを後にする。もう、マジ、海なのよ・・・ずっと海・・・

ブルーシールアイス

ホテルの近所まで戻ってきて、ブルーシールアイスを食べる。ちゃんとフォトスポット化してて偉い。ちんすこうとか紫芋とか、滞在中は何かにつけ食べていた。

宮古島市 地下ダム資料館

ホテルに戻り、またちょっとダラダラしたら「宮古島ぬー牧場」に予約を入れて、お馬さんと触れ合うことにした。牧場の近くにあったダムの資料館に立ち寄る。

資料館の近くにあるガチのダム

資料館はまぁ・・・地方の文化施設にありがちなちょっと退屈な仕上がり。それより近辺に偏在するダムの跡地のほうが迫力があって面白いのでおすすめ。

宮古島ぬー牧場

正直、ここが一番楽しかった。明るくて優しい牧場主の方がしっかり芸を仕込んだお馬さんが2頭、ポニーが1頭、保護犬のフワちゃんが1匹。「馬引き体験コース」をお願いする。

フワちゃん可愛すぎ
いろんな芸を見せてくれる

わたしと同世代の牧場主の方が接客上手で、馬に乗ると「体幹がいい!」「馬と相性がいいね」「スポーツやってた…?」などめちゃくちゃアゲてくれる。周辺は車も通らない小さな集落なので、馬に乗ったまま囲いから出てそのへんをブラブラ歩かせてくれる。囲いを出ていく私達の後を普通にポニーがついてきてフリームーブ。道中、野良で草を食んでいる別のポニーと出くわす。「あぁ、あの子には除草をお願いしてたんで」。すごい環境だな・・・。

だけど犬のフワちゃんだけは囲いにしっかり繋がれている。その集落では普通に老人たちが犬を食ってしまうからだ・・・。「馬たちは集落の人たちに可愛がられてるから放し飼いにしてるんだけど、犬は盗まれて食われるかもしれないから」

うわさには聞いていたが事実だったのか・・・宮古島の集落に住む老人たちには現代の価値観を受け入れる義務もないが、やはり驚く。我が家には宮古島で保護された犬がいるが、あの子も食われてたかもしれないと思うと・・・ちょっと空を見上げてしまうな・・・

かなりエンジョイできたので、早めにホテルに帰って晩ごはん。この日も目当てのレストランは閉店中!!!! 中心地の道の駅的な店でお弁当を買って食べる。