Netflixの「ラブ、デス+ロボット」がめちゃくちゃ面白かった
大御所デヴィッド・フィンチャーと「デッド・プール」監督のティム・ミラーがタッグを組んだSFアニメ・アンソロジー。 ショートストーリー集で、すべてのエピソードが15分前後。
お話のニュアンスは星新一のショートショートに近い。一話一話オチがついて、ひねりがあって、愚かな人間どもへの皮肉も効いてて最高。
2Dアニメから実写と見紛うほどのハイクオリティCGまで、各話で作家性が強い、幅広い表現が見られる。
特に面白かったのは、人類が滅んだ終末世界を3体の仲良しロボット達が旅する「ロボット・トリオ」と、未来の香港のような廃墟とホログラムが入り乱れた街のグラフィックが美しい「目撃者」。
でも全部面白いのでイッキ見することを勧めたい。短いし。
あと、吹替の声優さんがベテランだらけですごく良いので、ぜひ吹替で。「ロボット・トリオ」で大好きな田中敦子様が超いい仕事してて圧倒的感謝。
他の話で大塚明夫様も出てきて・・・攻殻機動隊じゃん・・・わかってんじゃん・・・Netflixのアニメにはますます期待していきたい。
「スパーダーマン:スパイダーバース」とか「LEGO(R) ムービー」とかもそうだけど、今のアニメーションって本当に自由で面白い。まだまだ新しい表現って生まれ続けていくんだね。
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