初心者がアコギを買うならK.yairiの10万くらいのやつ
初心者にアコギを買わせるなら何がいいか、答えが出ました。K.yairiの、10万前後のMartinコピーモデルです。変な色の塗装のない、ナチュラルなやつ。
私が10年以上前買ったのがK.yairiの10万前後のドレッドノートタイプのアコギでした(MartinD-28のコピーモデル)。そして今も全く問題なく、年々いい音になっていきます。シンプルだから飽きません。
K.yairiの良いところは「一度買ったら永久保証」なところ。しかも、年に何回か楽器屋にK.yairiのクラフトマンが来てタダでメンテナンスしてくれる(パーツ交換とかになっちゃうと流石に材料費がかかるらしい)。その場で相談にのってくれるのも大きい。弦高が高くてちょっと押さえづらい気がする、とか、なんか音がビビるけどこれ直せるのかな? とか細かな相談事って実はあまり聞ける人いないんですよ。
最近Martin 00−18を買ったのですが、ある日ふと見るとびっくりするくらいネックが反っている。もうちょっと弾けませんってくらいなので近所の工房に持っていくと、なんとトラスロッド(ネックの背骨みたいな大事なパーツ)のボルトがちゃんとハマってなかった!幸い締め直すだけよかったけど、元値30万位するギターでそんなこと起こります!?
ギターはこれまで6本くらい買ったけど、いくら高くても海外製のギターは細部の作りが雑な事が多かった。ブリッジの処理が甘かったり、ポッドがすぐだめになったり。
海外製のギターには独自のスタイルがあって、音色もワンアンドオンリーな魅力があるんだけど、まぁそういうところがいけない。20万の海外製ギターと10万の日本製ギターだったらまちがいなく日本製のギターの方がしっかり作られてるし、メンテの回数も少なくて済むと思います。アコギもエレキも。
だからやっぱり初心者は、日本製のちょっと高いギターの方がいいですよって話。
-
前の記事
ホドロフスキーとリンチとデゥニの「DUNE 砂の惑星」|原作がすごすぎる映画は難しい 2021.09.29
-
次の記事
宝塚『CITY HUNTER -盗まれたXYZ-』『Fire Fever!』感想|バブル時代のワチャワチャ感 2021.12.12